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読んでみた.Invent&Wander:アマゾン,ジェフ・ベゾスの思考行動を学ぶ本

invent&wander は学ぶべきことしかなかった 雑記

Amazonの創設者,ジェフ・ベゾスってどんなこと考えながら仕事してきたんだろう?

どんな人生を送ればあんなすごいAmazonを創れるのだろう?

Amazonに関して興味がある方,Amazonってどんな企業?って疑問のある方にはお勧めの本,『Invent&Wander』です.Amazon創設者であるジェフ・ベゾスについて記されています.

ジェフ・ベゾスは世界長者番付で1位になることもあるほどの大富豪です.『Invent&Wander』はそんなジェフ・ベゾスがどんな環境に生まれ,どんな幼少期を過ごし,挫折をしてきたのか?などを知ることが可能な本になっています.

興味がある方はぜひ読んでみてください.

以下,ネタバレを含みますのでまだ読んでいない人は注意してください.

Invent&Wander:アマゾン,ジェフ・ベゾスの思考行動を学ぶ本.

木の上で考える男性

invent&WanderはAmazon創設者のジェフ・ベゾスの書かれた自著伝です.構成は①株主への手紙,②Life&,となっています.

株主への手紙.

株主への手紙では,毎年株主に向けて書いた手紙が載せられており,いかにしてAmazonが始まったか?そして成長してきたのか?借金をしていたのか?など時系列で知っていくことが可能です.

AmazonがGAFAMの一角になるほどの大企業になるまでの軌跡を読めます.そこに至るまでいかにして,思考し,行動するのか?そういった内容が書かれています.

自分自身が読んでみた感想も交えて,解説していきます.

Amazonでは毎日が始まりの日.

1日1日が,始まりであり,何かをうみだしていく,そんな意味でしょうか?ひたすら現状維持をしない,進んでいくのみ.

既存のサービスにとらわれず,そしてそれを改善するだけでなく,さらに発展させる.さらにいいものを作りだす,そんなことを目指していると感じました.

私の様な医療業界では非常に珍しい発想でした.開腹手術と呼ばれる大きな傷をつけて行う手術から腹腔鏡と呼ばれる小さな傷で行う手術への変更.さらにはロボット手術と進化していく.この過程を毎日考えていくようなことかと思います.

そりゃ,周り全てがそんな志なら成長していくわな!

結果論や後付けと言われるかもしれませんが,『Invest&Wander』を読んでいてそのように感じました.

昨日の感動はすぐに色褪せて,今日の普通になる.

この一言は言われてみれば,そうなんですが,企業側としては難しいことです.革新的なサービスを打ち出したとしても,便利であれば,すぐに当たり前のものとなってしまうといことです.

固定電話➡携帯電話➡スマートフォン,と革新的な変化・サービスが起きています.しかし今日本でスマートフォンを持っていて,

この携帯,動画も見れて,電話も見れて,パソコンとほぼ変わらないじゃん!

なんて2022年に言う人はいません.もはや当たり前になっているからです.そしてその当たり前を打ち崩すためにも先ほどの言葉,Amazonでは毎日が始まりの日です,があるのかもしれません.

手術もいつかは完全ロボットになって,それからどうなるのか?自分自身の臓器を培養して,再度そちらをつなぎ合わせるようになるのでしょうか?

そうなれば,手術は取り除くものではなく,完全に治すものになるかとも思います.

ただそこに向かってどう自分を進めていくかは非常に難しく,これから考えていくべきことです.

高い基準を作る必要がある.

企業として高い基準を作るのは当たり前なのかもしれません.ただ入ってきた新入社員などに接する時,指導する時に

会議でやる資料,これ参考にしてこのぐらいのレベルで仕上げてみて.

というのみではなく,『このレベル=高い水準』に至るまでにどれほどの努力が必要なのかを教えてあげる必要があると述べています.様々な過程を経て,そこに至るための努力を説明するのです.明確な目標が分かるという意味でもあると思います.

意思決定にもスピードを求める.

医療業界でもそうですが,何かを変える際には,上司を通して,上司が会議で議題をあげて,承認されてとなるため,どうしてもそういった意思決定にスピードがつきません.

要するに意思決定に『質』のみを求めすぎていて,スピードを求めることを忘れているのです.

この意思決定の方法についても述べられており,実際に実践したい内容になっています.

長期的に物事を考える.

Amazonは長期間の成長を遂げていますが,これも最初から長期目線で物事を考えていたからにほかなりません.

長期間というのは『お客様の求めるもの』を追求していくことのみに,時間をひたすら割いているということです.短期的な決算発表でいい数字を出すのではなく,長期的に伸ばしていくためにどうするべきで,どう行動するかということです.

Amazon Prime が生み出されたのも,この長期目線があったからです.

Life&

Amazonの段ボールが木の上で未来を眺める

『invent&wander』の2章はAmazon創設者,ジェフ・ベゾスの幼少期からの人生がつづられています.ジェフ・ベゾスの人生を一緒に追想することが可能です.

賢いことと優しいことは異なる.賢いは才能で,優しいは選択だ.

ジェフ・ベゾスが幼少期に知った話です.そしてその選択で自分自身の選択で人生は形成されている.ただ選択を間違ったとしてもやり直すことが可能.

など何気なく考えていることを,言語化して,説明してあり,自分自身の人生を豊かにしてくれるものになっています.

Invent&Wander:アマゾン,ジェフ・ベゾス を読んでみた.

株主への手紙は,IT業界で働いていなければ一部難しい専門用語もありますが,それ以上にためになる話が多く詰まっています.

第2章は非常に読みやすく,読んだすぐ後からでも自分の考え方・行動を変えることが可能です.それほどまで訴えかけられるものがあります.

いかがでしたでしょうか?Invent&Wanderを読んでみて,自分自身の感想を交えてご紹介させていただきました.まだまだ書きたいですが,全ての内容を書いても感じ方は異なると思います.

ぜひ読んでみてください.

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