医者3年目は特に仕事がつらい,やめたい.どうすればいい?すべての仕事がつらいかたへ.

医者3年目は特に仕事がつらい.医学/医者関連
●社会人になったけれど,仕事が辛すぎる,やめたい.
●研修医まではよかったけれど医者3年目が辛すぎる,地獄の日々にしか思えない.

医者だけでなく,仕事が辛い方,もう辞めたい方,そんな風に考えられている方に向けて書いています.

私自身医者3年目には外科医として,残業100時間以上は余裕で超えていました.

上記のような残業まみれで,仕事がめちゃくちゃ忙しい時期も経験した外科医が解説します.

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医者3年目は仕事がつらい,やめたい.医者だけでなく仕事が辛くどうしたらいいかわからない方へ.

サバンナにいる女性

医者三年目を例にとって解説していきます.医者は1,2年目は研修医と呼ばれ,まだ研修期間で何科を専門とするか決まっていない期間です.

研修医が終わり,医者3年目になると専門科が決まり突然厳しいサバンナの世界に放り出された感じになります.

医者3年目が辛い理由①:自分1人ではできないけれど,他科から任せられる.

医者3年目は,これまで研修医だった時と全く変わります.医者3年目になった4月から専攻科の専門知識が必要とされ,いきなり他科からコンサルトを受けることもあります.

外科の先生ですか?急性胆嚢炎だと思うんですが,診ていただけませんか?

このようにいきなり電話がかかってくることもあります.急性胆嚢炎か微妙なやつはみたことないぞ,また急性胆嚢炎と診断はできたとしても,自分ひとりで手術をこなすのは無理だし…

このような思いに悩まされることとなります.

ただ外科で診察するべき患者さんなので,思い悩まされても診るほかありません.日中ならば上級医の外科の先生に相談すればいいですが,夜となると寝ているかもしれません.

まさにいきなりサバンナの中に解き放たれます.研修医時代はシェルターで守られた中で育ってきたはずなのに…そんな風に思います.

自分でできない症例もなんとかできるところまでは,頑張ってほかの先生が来る明日まで耐えるか手術をするか,などストレスがどうしてもかかります.

さらには下記のような仕事の負荷がかなり多くなります.

  • 病棟からの電話が鳴りやまない
  • 担当の入院患者さん30人はざらに超える
  • 手術が終わったら,病棟の処置,処置が終わればカンファレンスの準備,
    それが終わったら手術の勉強,,,

やってもやっても仕事が終わらない状況下に置かれます.これ自体は知識不足や経験不足による仕事のスピードのおそさも関係はしていますが,大変です.

医者3年目が辛い理由②: 予定通りに仕事が進まない

1日の仕事を始める時には,今日はあの仕事をして,次はこれをしよう.こんな感じで1日のスケジュールを頭の中で組み立てます.

そんな時に電話がなります.

ショックバイタル(状態が急激に悪化)だから病棟すぐ来てください!!

虫垂炎が疑われる患者様を紹介してもいいですか?と電話が来ています.

このような突発的な事象が生じることが多々あり,本当に予定通りに事が進みません.

さらには先ほどの自分ができない仕事にも関わらず,やらなければならない状況なので,基本的に仕事が終わるのは22-23時.日を跨ぐことも普通にあります.

医者3年目が辛い理由③: 今まで正しかったことが急に正しくなくなる.

医者3年目でいくら自分でできないことがあるとはいえ,点滴の管理や抗菌薬の使い方などいろいろなことは勉強しています.

なんなら医者として全般的に知っておかなければならないことを学ぶので,上級医の先生が研修医に学んだ時の知識をアップデートして学んでいます.

しかしながらここでもまた問題が発生します.

上級医:お前,なんで抗菌薬1日4回も投与してるんだ!?

このように研修医の時には,抗菌薬は4回で充分量投与するようにと勉強もしたし,その科の上級医もそうしていた.

ただ専門科の上級医の先生は3回という.どうしようもできない状況です.

4回行く理由の根拠となる論文を示しても,最終的には,

いいから3回にしておけ!

このように今まで正しかったことが,上級医の判断や知識でダメだと言われることもあります.

これは確かにつらいです.どう考えてもおかしいことをしていないはずなのに,,,これはつらいです.

医者3年目が辛い理由④: なぜか都合の悪い時は3年目に電話がかかってきてやるように言われる.

仕事が終わって疲れたーと家について,お風呂に入って寝ようと思ったとき,

ちょっと僕の患者で状態が診て悪い人がいるらしい.ちょっと先に診てきてくれないか?

・・・・(自分の患者でもないのに同じ科だからっておかしいだろう)と内心思いながら,上記のようなことを言われると医者の仕事上や,上司からの頼みであることから断ることもできず.

診察したは良いものの,上級医が来て家に帰られるのかと思いきやありがとうの一言もなく,手伝わされる.

まるで自分たちもそうしてきたからするのは当たり前と言わんばかりの対応をされます.

確かに経験という意味では経験にはなりますが,基本的に家が一番近くて若手だからといって,そんな風に扱われるのは違うのではないか?なんてこともあります.

医者3年目が辛い理由⑤:急に土日,祝日がなくなる.

これは病院やその科のトップによるかもしれませんが,いきなり土日も病院に行って,患者を診るのが当たり前でしょ.

そんな空気になります.

これまで研修医の時は休んでいいよ,って言ってくれてたのに,全くなくなります.

なぜか全員出社して,全員で同じ仕事をして,帰ります.生産性が低すぎる状況にいなくては怒られる状況下に置かれます.

まぁ,今となっては自分の患者さんだから見なくてはならないという責任感もありますが,ただ医者3年目の時はいきなり,毎日働くのが当たり前でしょ!みたいな状況下になったのは面食らいました.

今でもものすごく患者さんの状態が落ち着いている日や家にあるiPhoneでカルテが見れるのであれば,いかなくてもいいのでは?とも思います.

患者さんももちろん大切ですが,自分の家族との時間も大切な時間だからです.

医者3年目は理不尽さや状況の変化が目まぐるしい.それゆえ辛い.

左は地獄,右は天国のような違い

医者という仕事に限らず,その他の仕事でも似たようなことはあると思います.

この理不尽さや変化に本当についていかなければならないのか?ついていかなけれあばできないと思われる.

そんな苦しい状況に置かれれば,もう仕事は『休みたい』『本当にきつい』と思う日が出てくるときもあると思います.

私自身,月の残業時間100時間なんぞ余裕で超過していました.

辛い時に思い出してほしい私の恩師の言葉

人生の恩師から言葉を授かる

まず第一に精神論を言う上司は無視.

みんなしんどいんだから,気合で乗り切れ!

そこをみんながしんどい状態にするのではなく,交代でするなどにして分散すれば?と思うのは老いといて,そんな上司がいれば,『そうですね.(会話終了)』といってその場を離れればいいです.

難しければちょっとトイレに行きたくてとでも言って逃げればいいです.

上記のような精神論を言うと,現代では非難集中でしょうが,この年功序列な日本社会ではまだまだ残存していることも確かです.

こんな時に誰か手を差し伸べてくれる上司や家族等がいればいいのですが,いないときもあるはずです.

そんな時は思い切って逃げてしまいましょう.

恩師の言葉

私は仕事がつらいそんな時,研修医時代の神経内科の部長に言われた言葉を今でも実践しています.

以下,覚えている限りで書きます.

長い医師人生の中で,つらいとか思い通りにいかないとかそんなことを思う日はあるはずだ.

立ち止まってドロップアウトしてしまうのも一つの手だと思う.

ただこの病院で研修したみなさんにはまず,ぜひ次のようにしてほしい.

腹いっぱい飯を食え!

もうこれでもかと,もう食べられないよ,しんどいと思うくらいご飯を食べてみろ!

それ以降何も考えずに,寝てしまう

そうして翌朝太陽が昇ってたら昨日のきついことも,覚えているけれど,悩むことに時間を使わずねむれたということだ.

本当にご飯を力いっぱい食べるのもしんどい,だけどできてしまうんですよね.

どんなに疲れていても.

それができる限りは私たちは患者さんのために頑張れるんです

こんな風に言われていたのを今でも覚えています.

当時はそんなに忙しいことなんてあるのかな?って思ってましたが,余裕でありました(笑).

医者3年目の実体験

多くのハンバーガー

疲れ切ったある1日の仕事終わり

ひとりで仕事が終わって

  • 本当に疲れた.頼む,1日でいいから電話かかってくるな.
  • 眠らさせてほしい.10時間くらい寝たい.

と思った日があり,恩師の話を思い出しました.

モスバーガーに救われた私

近くの開いているモスバーガーに,とぼとぼ歩いて,入って注文に向かい,

ダブルモス野菜バーガー,海鮮かき揚げ,ホットドック,オニポテセット,メロンソーダで!

たべ終わった後にまだいけたのでモスチキンも食べました.

流石にもう食べられない,もういい,と思いました(笑).

でも不思議ととぼとぼしていたことを忘れていたんですよね.

なんか,明日頑張るしかないかー!と思ってしまったんですよね.

恩師の言葉を実感した瞬間でした.

仕事に慣れてきた今現在

そうして今を迎えられています.

今は若手~中堅あたりなので,仕事の要領もつかめ,手技も追いついてきたためか

  • ものすごく忙しくて,どうしたらええんや!
  • 仕事が終わらない,やってもやっても終わらない.

と思うこともなくなり,心に余裕もできました.

ブログを書く時間も持て,仕事が落ち着いていればブログを書いてます.

まとめ:仕事がつらい,やめたい.どうしたらいいかわからない

一所懸命働いたペンキ職人の姿

もし仕事や人生で,『本当にきつい...もういいや..やめたい』と思うことがあればやってみてはいかがでしょうか?

飯を食えるだけ食え!

少しでもお腹いっぱいになり,疲れを忘れ,明日頑張れますように.

疲れている時こそ人間本能の何かしら出来事に集中してみるのもありかもしれません.

令和の時代ならば転職も大きな選択肢.

仕事がそれでもどうしてもつらい時は仕事を転職するのもいいと思います.

転職すれば今以上の環境の改善が望めるだけでなく,給料が上がったり,好きな場所ではたらけたりします.検討してみてはいかがでしょうか?

登録して相談するだけならば無料です.転職は逃げではなく,よりよい環境で働きたいという当たり前の感情だと思います.

民間医局などは常勤,非常勤ともに広く求人件数があるためお勧めです.

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