【意味考察】リンゴの木を植えるだろう.地球最後の日:ルターの名言.

ルターの名言を考察する医学/医者関連
●マルチンルターの名言:たとえ明日世界が終わるとしても,今日私はリンゴの木を植えるだろう.

こちらについて解説していきます.

医療現場にいると、実際に明日終わるかもしれない…そんな決断をしなければならない方をたくさん見てきました.

現在,外科医として病院勤務し,命に係わる仕事に関わっている医師が解説します.

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【意味考察】リンゴの木を植えるだろう.地球最後の日:ルターの名言.

太陽のもと,元気よく育つリンゴの木.

ルターの名言

Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree.
たとえ明日,世界が滅亡しよう(地球最後の日だろう)とも今日私はリンゴの木を植えるだろう.

文面通り意味を考えてみると,世界が明日どうなろうと,これまで歩んできた人生と同じことをしていく.このような意味にほかならないと考えます.

病院で実感するルターの名言:病気と老い

病院で働いていると,実感せざるを得ないことがあります. いつか私にも訪れるであろう『病気』や『老い』です.

『病気』は本当に突然やってくるもの.命をなくしてしまうような病気であれば,それはその人にとっては,地球最後の日,になるかもしれません.それほどまで残酷です.

『老い』はできること・経験したことが増えれば増えるほど,忍び寄ってきます.影のように普段は気にしていない存在が,気が付けば目の前に巨大な姿で現れる,そんな状況です.

そしてこのふたつが合わさった時,つまり病気は老いてかかる.こうなった時は,本当に地球最後の日のように感じる瞬間かもしれません.

今まで病気とかしたことなかったのに.老いたなー.でもまだまだ生きたい.

患者さんはこのように言われることが多いです.

患者さんはみな,ルターの名言のように,これまでしてきたことを普通に明日もしたい!そう思う人が多いです.

これらから読み取れるルターの名言の意味は,普段の日常があることに感謝するだけでなく,当たり前ではないことを常に刻んでおかなければならない.このような意味ではないでしょうか?

ルターの病歴

マルチンルター自身,数多くの病気にかかっています.

日本医史学雑誌 第57巻第4号 (2011) 433-449
マルチン・ルターの病歴
滝上 正

http://jsmh.umin.jp/journal/57-4/57-4_433.pdf

ルターの病歴に関してまとめられた論文です.ルターは30歳代から便秘や痔核などの排便疾患に悩まされ,40歳代からは難聴,めまいなど重度の中耳疾患に悩まされました.

その後も尿管結石や痛風発作などの疾患にかかり激痛を経験しています.さらには急性心筋梗塞を患いなくなっています.

ルターもこれまでできていたことや痛みがないことにありがたみを何度と覚えたのかもしれません.

そして,自分が今していることが将来花を咲かすその時まで生きたい,行い続けたい,そんな意味が込められていると考えます.

医者自身に対して,リンゴの木を植えるだろう,この意味を考える.

医者自身に対してこの意味を考えるとするならば,患者さんから毎日勉強するということなのかもしれません.

患者さんは医者のみならず,医療従事者に非常に様々なことを教えてくれます.

絶対に手術して家に帰らせてくださいね

リハビリはいくらでもするから!

先生に出会えてよかった,ありがとう.

このように言っていただいて,頑張って退院される.ただまた病気になって入院して,,,

またよろしくね!迷惑かけるね~.

どうしてそんなに明るくふるまえるのか?どこで恐怖を吐き出しているのだろうか?と常に感じます.どんなに逆境であってもあきらめません.

我々も常にあきらめず,毎日できる医療を提供していこうと常に励まされます.

また,ある人は手術後に合併症がおきても,

毎日来てくれてありがとうね.忙しいのにごめんね.

何一つ文句を言わず,逆にこちらの心配をしてくださる.今苦しいのは患者さんのはずなのに...

どうしたらそうなれるのか?人間として大きくなれるのか?

非常に人生の先輩と出会える,リンゴの木を植えるだろうと考える瞬間を実感している人たちと出会える職場でもあり自身を成長させてくれます.

そして最終的に以下のようになっていくことだと考えます.

外科医のリンゴの木を植える=患者さんのリンゴの木を植えるためのお手伝いをすること

見えない空間に進んでいく老人の後ろ姿.

手術してよかったのか?最善策だと思っていたが,別の方法もあったのでは?こう迷う時もあります.

外科医が手術が最善策であると考えて手術を行う.そして,

私の人生悔いはないよ!

このように言っていただけるように,お手伝いできたらいいなと思う.それが外科医としてのリンゴの木を植える,そんな意味になるのかもしれません.

【まとめ】リンゴの木を植えるだろう.地球最後の日:ルターの名言.

人生様々なことが訪れます.それがなにかはわかりませんが,それが理由になって,したいことができなかった!とか,これを将来しようと思ってたのに!とか思う日がくるかもしれませn.

ルターの名言は,毎日をできることを,したいことを精一杯して過ごすことをおしえてくれているのかもしれません.

自分自身の人生に考えて,むきあい,自分が人生を終える時に

私はリンゴの木を植え続けた!!

そのようになれるように励んでみてはいかがでしょうか?

ルターの名言の意味に関して,医療もあわせてまとめてみました.参考になれば幸いです.

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