一般NISAは難しい.ドルコスト平均法でもわからない.

一般NISAは難しい.投資
●これまで積立NISAを活用していたけれど,一般NISAに変更した!
●非課税枠が多い一般NISAの方が,積立NISAよりお得では?
●資金に余裕があれば一般NISA一択でしょ!

一般NISAに変更した方や,いつ一般NISA枠に投資をするかなどお悩みの方に向けて解説します.

積立NISAの非課税枠40万円/年と比較して一般NISAの非課税枠は120万円になります.資金に余裕があれば一般NISAの方が積立NISAよりもお得に感じられます.しかしながら一般NISAには非常に難しい側面もあります.

一般NISAでもドルコスト平均法で積立NISAみたいにすればいいんでしょ.わかってるって.

こう考えている場合は,もしかしたら損する可能性もあります.

スポンサーリンク

一般NISAは難しい.ドルコスト平均法でもわからない.

悩んで座り込んでいる人

一般NISAと積立NISAの違い

一般NISAと積立NISAの違いは大きく言って3つです.①非課税枠,②非課税期間,③投資信託以外も選択可能か,ということです.

非課税枠

一般NISA;120万円/年,積立NISA;40万円/年,になります.非課税枠だけを比較すれば一般NISAの方がお得です.

非課税期間

一般NISA;5年,積立NISA;20年になります.非課税期間は圧倒的に積立NISAがお得ですね.もちろん一般NISAはロールオーバーなどもありますが.

投資信託以外も選択可能か?

一般NISA;Yes,積立NISA;Noになります.個別株やETFに投資できる意味では一般NISAの方が選択肢が多くお得と言えるでしょう.

一般NISAが難しいのは非課税期間が短いこと

積立NISAは非課税期間が20年であり,長期間の投資となります.米国のような優良株に長期投資をしていれば15年以上投資をすることで,必ず運用利益がプラスになるというデータもあります.

積立NISAと同じように一般NISAも積立てしまえば同じに…

ここが一般NISAの難しいところです.米国株であっても5年後の株価が5年前と比較してプラスになっているかどうかはわかりません.

例えば100ドルで購入したものが5年後に120ドルになっていれば,その値段から課税枠で運用開始になります.しかし,100ドルで購入したものが5年度に80ドルになっていれば,その値段から課税枠で運用開始になるため,今後120ドルに増えても,40ドルに課税されてしまうわけです.

この話が積立NISAではほぼ起きません.ゆえにドルコスト平均法で,定期的に機械的に購入を続けるのみで構わないのです.

一般NISAは非課税期間が5年しかないため,非常に購入タイミングがものをいうようになるのです.ドルコスト平均法で購入したところで,課税期間が終わるところで暴落が来てしまえば,意味ありませんので.

一般NISAが難しいのは外国税額控除が使えない.

5年後に暴落が来る可能性は誰にもわからないから,それは運任せ.でもドルコスト平均法で,投資信託よりより低コストなETFを購入していく方がお得でしょ!

投資信託よりETFの方が手数料は抑えられることが多いです.特にドルコスト平均法で購入するようなインデックス投資であればなおさらです.そしてETFで得られる配当金も非課税になるため,そちらを再投資することで複利を得ることが可能です.

やっぱり米国株に一般NISAで突っ込むのがいいな!

もちろんそれも選択肢の一つになります.ただ米国株に投資した場合,配当金の90%しかもらえないことに注意しなければなりません.二重課税が発生しないため,米国でかかる税金を取り返すことは不可能です.

それなら一般NISAで投資信託購入して,配当金再投資にしてしまえばいい!

これを選択するならばわざわざ一般NISAを選ばずとも,負けない投資をするために積立NISAで投資信託でもいいのでは?となってしまいますね.

一般NISAが難しいのは日本株の場合5年後や20年後も上がっているか不明.

非課税期間が短くて,外国税額控除が使えない.それなら日本株に投資!

確かに日本株だと配当金は通常80%のところ,100%受け取ることが可能です.外国株に投資するよりも配当金は確実に増えます.これを再投資に使うのは非常に合理的です.

ただ日本株の場合,5年後に株価が上昇しているかが不透明すぎます.米国株の5年後と日本株の5年後を比較した場合,米国株にかけたいと考えるのは自分だけでしょうか?

一般NISAはやはり非常に難しいです.

一般NISAは難しいけれど,年初に一括購入すると夢がある.

夢を生み出す

配当金を最大限もらうための戦略で,値上がり益は度外視した戦略です.

繰り返しになりますが,一般NISAは非課税期間が5年と短いため,できる限り有用に使いたいですね.こう考えるとドルコスト平均法ではなく,配当金権利日前の一括購入,しいては年初一括購入も検討されます.

例えば3月に配当金権利があるとすれば,ドルコスト平均法で10万円ずつ購入すれば,30万円分の株での配当金しかもらえません.半年後の9月にしても90万円分の株での配当金しかもらえません.

つまり,1年間で30万円と90万円の分の非課税枠でしか配当金をもらえていません.実質120万円が非課税枠になるのは,翌年の3月ですから実質4年間の非課税枠といってもいいかもしれません.

これを回避するために,年初一括購入 or 配当金権利日前に一括購入です.

繰り返しになりますが,5年後の株価は誰にもわかりません.それゆえに,配当金を非課税枠で最大限もらうように,一般NISAの120万円をいきなり投資してしまうのです.これで配当金は5年間最大限もらうことが可能です.

かなりリスクを背負うな…

やはり一括購入は『夢』と同時に『リスク』を最大限に背負うようになります.

一般NISAは難しいので,長期運用でいいなら積立NISAの方が確実.

やはり長期運用の方が負けない投資になるため,長期と考えた場合は積立NISAの方が無難です.

より負けない投資が可能です.

一般NISAは途中で売却する予定,配当金最大限得たい!ならあり.

積立NISAではなく,一般NISAを検討している人 or 行っている人は投資が好きだったり,短期的にも利益を上げたいという人が多いのではないでしょうか?

そうなると5年間の運用中で自分なりに株価が最大限上がってキャピタルゲインが得られたと考えたタイミングで売却する,もしくは先ほどのような年初一括購入で配当金を得る非課税分MAXもらう!などそういった投資戦略の方が向いているのかもしれません.

配当金なら三菱商事やオリックス,KDDIなどが候補になりうる.

配当金を得るならば,高配当株になります.そして120万円という大金を突っ込むわけですから,5年の非課税期間を終えたとしても保有しておきたい株を購入するのが候補と考えます.

さらに日本株でとなると,上記のような三菱商事,オリックス,KDDIなどの優良株になるのではないでしょうか?

あれ?三菱UFJは?

当ブログでもご紹介している,三菱UFJももちろん有望な投資対象のひとつではあります.

ただデジタル通貨が議論されている現状では,長期的にはどうなるのか不明です.各国でデジタル通貨が本格的になれば,銀行のあり方が変わってしまうとも言われているからです.

ただ三菱UFJはステーブルコインとしてProgmat Coinを発行するニュースもあり,今後も眼が離せない優良株であることはまちがいありません.

ただ今回は三菱商事,オリックス,KDDIの3社を検討しました.

三菱商事

言わずと知れた高配当株で,累進配当を方針としています.いわゆる増配を継続してくれる企業になります.その為,配当金を得るためには非常に向いています.

さらには財務も健全です.特に2022年は商社株は絶好調です.世界的なインフレになっており,原油価格なども上昇しています.商社株はまだまだ値上がりが期待できると思っています.

ただ2022年2月までで,株価が4,000円と上昇しすぎているような気にもなってしまいます.このペースで5年後も上昇しているとは思えないというのが正直なところです.

一般的に景気敏感株になるため,5年後の株価はわかりません.

ただ5年後にも確実に存続しており,増配し,配当金を出してくれる企業であるとは思い候補になると思います.

オリックス

言わずと知れた高配当,超優良な株主優待です.何より黒字経営を継続しており,財務安全です.今後さらなる増益増収が期待できる企業だと思います.

高配当株で,5年後に存続している企業だと思います.

ただ株価下落時は1,000円を切ることもあったため,それが5年後にあるかもしれないと考えるとおそろしいです.

KDDI

こちらはオリックスと同様です.しかも携帯会社でいわゆる通信で,ディフェンシブ株になるため,5年後もそれほど株価が下落していることはないと思われます.

ただ携帯料金の値下げ&楽天モバイルのローミング終了により,今後どう響いてくるかが要チェックになります.

ただ今までのビジネスや財務などからは非常に有望であることは間違いないです.

株価を見ずに長期的な資産運用でよければ積立NISAがお勧め.

一般NISAの難しさ,向いている人,ドルコスト平均法がいいのか?などをまとめました.

本当に長期運用だけでいい!という人は,資金があっても積立NISAで満額積み立てを20年間継続する方針が妥当かと考えます.

ただ少しでもリスクを取れてチャレンジできる人,いつまでに経済的自由を達成したいなどの目標がある人は,一般NISAの投資戦略もありです.

言ってしまえばリスクをどれだけとるかによると思います.リスクを取って,配当金狙いで武田薬品工業に投資をする戦略もあります.言わずと知れた高配当になるので.

少しでも参考になれば幸いです.

当ブログではこのように投資に関する情報を発信していますので気になる方はその他の記事も参考にしていただければ幸いです.

コメント

  1. yuki より:

    こんばんは。

    私はまだNISA使ってなくて、近いうちに一般NISAの申し込みを予定しています。
    お上が用意する制度で下々が得するものはない、って思っているからです。
    特定口座も20万の雑所得控除が使えないとかデメリットしか感じずに
    最近まで切り替えませんでした、
    今は確定申告が面倒なので切り替え済みですが、、、

    一般NISAを検討している理由は③です、個別株一択でETFもやっておらず
    投資信託は完全無視ですね、手数料がもったいなさすぎて。。。

    5年以内の短期で売ることはあまりしないのですが、逆に、普段手を出さない値動きが荒い株で
    博打を打つのもいいかな、なんて。
    なかなかに絶妙な制度設計だな、って思いますね。
    決まった枠で冒険するのも、ありですよ、おすすめはしませんけどw

    そして、新しいNISAはさっき概要を読んで力が抜けました、一層儲けにくくなってる。

    • くちゃんくちゃん より:

      いつもブログを読んでいただきありがとうございます.
      個別株一択というのはすごいですね,私には真似できない投資戦略です.
      一般NISAは本当に絶妙な非課税期間,金額になっていますね.長期の資産形成のためではなく,やや投機に近いものを感じます.
      投資に正解はなく,人それぞれの戦略があって,それもまた面白いです.yuki様の個別株投資,期待しております.

タイトルとURLをコピーしました