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【リダイレクトエラー】wwwあり,なしへのURL変更.正規化も含め解説.

リダイレクトエラー修正,wwwありなし,URL正規化について解説 ブログ関連
●wwwあり➡wwwなし, にURLを変更したらGoogle Search Consoleでリダイレクトエラーがでた.
●何もしらずにパーマリンクを設定してしまい,リダイレクトエラーがでる.
●URLの正規化を調べてやってみたらリダイレクトエラーになった.

このようにリダイレクトエラーで困っている,とくにwwwあり・なしの変更をしたらリダイレクトエラーが出るようになった.そんな方に向けて書いています.

URLの正規化についてもあわせて解説しますので,ぜひ読んでみてください.

ConoHaWINGを使用して,WordPress(テーマはCocoon使用)でブログを運営し,上記のような経験をした運営者が解説します.

【リダイレクトエラー】wwwあり,なしへのURL変更.URLの正規化も含め解説.

google で検索する

www とは?

World Wide Web(ワールドワイドウェブ)の略で,単にWebと呼ばれることもあります.

wwwの定義は実際どうでもよくて,https://www.~.com みたいに使用されています.当ブログはwwwは使用していません.

ただこのwwwあり・なしでそのサイトの安全性や信頼性などに影響は及ぼさないので,もはや好みでつけていいと思います.

wwwあり→なしへ変更 (WordPressの場合)

こちらの変更は以下の通りです.

  1. WordPressのダッシュボードから『設定』→『一般』をクリック.
  2. WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)の項目が存在.
  3. そのふたつとものURL内のwww.を消す!
    👈必ずWordPressアドレスとサイトアドレス両方のURLを同じになるようにしてください!
    同じにしてなければ設定後に,かなりめんどくさいことになりますので十分注意してください.
  4. 一般設定の一番下の『設定を保存』をクリックすると変更可能.

wwwあり→なしに変更した時のちょっとした注意点

全ての画像, 吹き出しの画像やAMP ロゴ,404ページの画像がwwwありのURLになってしまっています.こちらは全て一つずつ直していく必要があるので忘れずに直していきましょう.

wwwあり・なしを変えていなければ,画像が表示されないことがあります.中でも特に,『吹き出し』は,今まで作成した記事を見てみると,表示されていないことがあるので注意しましょう.

もし吹き出しが表示されていなければ,WordPress設定から確認してみましょう.

外科医くちゃんのブログ(当ブログ)も当初はwwwありからスタート.

好みでwwwをつけてもいいと言いましたが,当ブログも運営当初は『wwwあり』で運営していました.しかしながら,Google AdSense申請をして5回目の時に,

あれ?Google AdSense様にリーチされないと言われた!googleで検索してみるとどうやらwwwありの場合は,そういうことも生じるらしい.

このような経緯から安易にwwwあり→なし,へ変更してしまいました.私の経験からですが,安易な変更は絶対にやめた方がいいです.

この後のリダイレクトエラーに非常に悩まされる可能性もあるからです.

Google Search Console:リダイレクトエラーが多発する.

カバレッジエラーが多発

ここからは私自身の体験を中心にお話しします.

Google AdSense 申請中だったためか,記事を下書きに戻すことを多用.

Google AdSenseに受からないから,微妙な記事は下書きに戻そう.

このようなことをしょっちゅう行っていました.そのうちGoogle Search Consoleに『リダイレクトエラー』と呼ばれるエラーが多発するようになりました.

このリダイレクトエラーはリダイレクトループと呼ばれるエラーでした.リダイレクトエラーの種類については割愛させていただきます.

wwwありの状態でgoogleにインデックスされていた記事が,wwwなしの記事に全て変わってしまい,さらには下書きに戻したりで,wwwありでインデックスされたり,wwwなしでインデックスされたりとめちゃくちゃな状況になりました.

google 検索で『site:自分のブログのURL(実際にURLを打ち込む)』と検索することで,どの記事がインデックスされているのかを検索として閲覧することが可能です.実際に検索してみると,wwwあり・なしの記事が混在し最悪な状況になって,解決策が分からず,そのまま放置,様子を見る方針としました.

その後立て続けにGoogle AdSenseから有用性の低いコンテンツと評価される.

Google AdSenseもいつか受かるであろうと,根気強く提出していましたが,10回以上有用性の低いコンテンツとなりました.

当時はこのようになっていました.検索順位10位内の記事を多数並べても『有用性の低いコンテンツ』と評価されるのは記事の内容ではなく,Google Search Consoleのエラーなどが原因なのでは?と考えました.

この時にGoogle Search Consoleに存在したエラーは,リダイレクトエラーとAMPエラーでした.AMPエラーに関しては下記に修正方法を載せていますので,興味のある方はどうぞ.

リダイレクトエラーの解決方法:.htaccess設定から変更

赤ボールペンで修正されたテスト

リダイレクトエラーの原因は数多くありますが,wwwあり→なしに変更に伴うリダイレクトエラーの解決方法を示します.

多くの場合は,301リダイレクトを利用して直す方が多いのではないでしょうか?

RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.(.*)$ [NC]
RewriteRule ^(.*)$   https://%1/$1   [R=301,L]

.htaccess設定にこの上のコードをコピー&ペーストすることでリダイレクトエラーの変更が可能です.

コードを打ち込んだあとは必ずリダイレクトエラーが直っていることを確認しましょう.該当のURLをクリックすれば正確にリダイレクトされるかわかります.

ConoHa WINGを使用中の場合

実際にConoHaWINGにログインした時の画像
実際にConoHaWINGにログインした時の画像

ConoHa WINGを使用中の場合,上記の設定を行ってもできないことがあります.この場合にはConoHa WINGにログインして設定を変更する必要があります.以下の通りです.

  1. ConoHa WINGにログイン.
  2. サイト設定➡応用設定➡コンテンツキャッシュをクリック.
  3. コンテンツキャッシュの設定をOn ➡Off に変更.
  4. この設定を行った後に,応用設定➡.htaccess設定をクリック.
  5. .htaccess設定を編集モードにして,一番上に先ほどのコードをコピー&ペイストする.
  6. 設定を完了させ,リダイレクトエラーが出ているページをクリックするとリダイレクトエラーが改善している.

リダイレクトエラーになっている場合(特にリダイレクトループ),ConoHaWING自体がwwwあり→なしのページに飛ぶように自動にしてくれています.この設定を外す必要があり,コンテンツキャッシュの設定を変えなければなりません.

ぜひ注意して修正して,Google Search Console のエラーをなくしましょう.

URLの正規化

きれいに舗装された庭
URLの正規化は自分のサイトを舗装する一部

SEO対策のためにもURLの正規化を行っていた方がいいと言われています.

URLの正規化とは,http://, https://, wwwあり, wwwなし, などを一つに集約することを言います.例えばブログサイトであったとしても,下記のようなパターンがあるということです.

  1. http://freewheeling-11-blog-invesurgeon.com
  2. http://www.freewheeling-11-blog-invesurgeon.com
  3. https://freewheeling-11-blog-invesurgeon.com
  4. https://www.freewheeling-11-blog-invesurgeon.com

これらは全て同じサイトなのですが,google様からすれば違ったサイトに見えるため,わかりやすく,

この4つのうちの,これがサイトが私のサイトです!!

と設定をすることが,URLの正規化になります.

URLの正規化も301リダイレクトを利用して設定します.自分のサイトがhttps://であり,wwwなしの場合は以下のよう設定すればURLの正規化が可能です.

RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.(.*)$ [NC]
RewriteRule ^(.*)$   https://%1/$1   [R=301,L]
RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule (.*)   https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI}   [R=301,L]

ぜひ設定してみてください.

ConoHa WINGでのURLの正規化での注意点.

またしてもConoHaWINGでは注意点があります.『独自SSL』です.

ConoHa WING→サイト管理→サイトセキュリティー→独自SSL で確認できます.

無料独自SSLを利用している状態にならば,http➡httpsに勝手にリダイレクトされる設定になっています.そのため,先ほどのURLの正規化を行うと,リダイレクトループになる可能性があります.私の場合はなりました.

難しい話になりましたが,ConoHaWINGではhttp://→https://のリダイレクト設定を行う必要はないということです.wwwあり,なしの設定さえ行っておけばURLの正規化が可能です.

RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.(.*)$ [NC]
RewriteRule ^(.*)$   https://%1/$1   [R=301,L]

上記のコードでwwwあり→wwwなしができますので,SEO対策のためにぜひやってみてください.

まとめ:【リダイレクトエラー】wwwあり,なしへのURL変更.

舗装された針葉樹

私の用にブログを書くことではなくエラーを修正することに時間をとられないように,一度設定したURLは安易に変更しないようにしましょう.

さらにリダイレクトエラーが存在すると,Google AdSense合格が遠のいたり,SEO対策としても落ちたりといいことはありません.ぜひリダイレクトエラーを解決してみてください.

ConoHaWING はブログを始めるのにほとんど設定が必要なく,間違いなく使いやすいサーバーです.ブログを始めるにはConoHa WINGでぜひ始めてください.

ただリダイレクトエラーなどが出た場合は,いろいろ設定を変更する必要がありますので注意してみてください.

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