キャピタルゲインとインカムゲインどっちがいい?

キャピタルゲインとインカムゲイン 投資

投資を始めた.最初はインカムゲイン(配当金)を狙ってしていたけれど,キャピタルゲインを積み重ねていく方が効率がいいかも?

配当金って小さすぎて,全然収益があるように感じられない.

キャピタルゲインとインカムゲインどっちがいいか?そんな悩みがある方に向けて書いています.

私自身はと言えば,配当金を主に狙った投資をしています.ただ配当金を狙っていても,買った株価よりも下がっていると気分がよくありません.

米国株,日本株に投資をしている医師が解説していきます.

キャピタルゲインとインカムゲインどっちがいい?

多くのドル

キャピタルゲインは短期間で利益を上げることが可能.

キャピタルゲインは株価の上げ,下げで利益が決まっています.そこで100円で購入した株が,1,000円まで値上がりすれば,900円の利益がでます.

小額の配当金なら1日で余裕で超えられるね.これを繰り返した方が儲かる.

毎日900円の利益を上がることが可能であれば,1が月で約3万円近く得ることが可能です.それを1年間繰り返すことができれば,30万円以上の利益を得ることができます.

これが毎日2,000円の利益,3,000円の利益となれば,得られる利益はさらに上がっていきます.買って売ってを繰り返すので,小額から初めて,お金を巨大に増やしていくことも可能です.

ただもちろん逆も言えるわけです.1日に900円損をすることもあり,その損が続く場合も少なからず存在しています.

キャピタルゲインは,早く巨額の利益を上げることが可能な一方で,早く巨額の損失になる可能性もあります.

そして毎日株価に向き合っていなければ,おいしいタイミングでの株価購入や売却による利益を得ることが難しいです.

つまり,キャピタルゲインを主の投資戦略にするには,①早期に利益を得て,お金持ちになりたい.②お金持ちに全然なれない可能性も捨てられるリスクを持てる,③株式投資に充てる時間が十分ある.

このような場合,キャピタルゲインを狙った投資がいいのかもしれません.

つみたてNISAではんく,一般NISAをしようと検討している場合は,キャピタルゲインを狙った投資戦略も視野に入ります.

キャピタルゲインでも長期間であれば,負けない投資になる.

やはり投資は時間が肝になってきます.米国のように右肩上がりの成長を続ける国に投資し,15年以上投資し続けることで,過去のデータでは負けない投資になります.

最近はやりの全米株式インデックスファンドやS&P 500 インデックスファンドと呼ばれる指数に連動した投資を続けるだけです.

こちらの投資戦略は,『貯金』感覚で行うような感じです.

ただ15年以上になるため,どうしても早期にお金持ちになるという夢からは離れてしまいます.働き始めてすぐに始めたとしても40歳くらいまで時間が必要になります.

これじゃ,FIREなんてできないな.

長期間のインデクス投資は負けない投資ではあります.その一方で時間を費やさなければなりません.FIREを考えられている場合は,インデックス投資の資金額を多額にして時間を減らすか,インデックス投資以外も行う必要があります.

こうなると先ほどのようなキャピタルゲインの利益を繰り返す必要性も出て来るのかもしれません.

インカムゲイン(配当金)は確実性はあるものの時間を要する.

配当金ってホントもらえる額少なすぎるんだよな.かといって,巨額にお金を突っ込んでも成長する企業かどうかわからないから怖いな.

インカムゲイン,いわゆる配当金はもらえる金額は少量になることが多いです.配当金は値上がり益とは違い,資金額がものをいうからです.

配当金は企業によって決まっています.1株当たり70円などです.100株持っているよりも1,000株持っている方が配当金がもらえますし,1,000株よりも10,000株の方がより多くの配当金がもらえます.

資金力が最初からあれば,多くの配当金をもらうことが可能ですが,資金力をはじめから持っていればキャピタルゲインにしようかインカムゲインにしようかなんぞ悩まれないと思います.

資金力を毎月の給料などで補い,それらを高配当株にぶち込んでいく必要があるということです.ゆえに多くの配当金をもらうためにも,時間を要するということです.

1,000万円投資してその3%の配当金をもらえるとすれば,約30万円程度の配当金を年間で得ることが可能です.年間360万円の配当金をもらうためには1億円もの投資金額が必要となります.

配当金のみで,この額に近づくというのは,やはり起業などしていないと難しいのではと考えてしまします.

キャピタルゲインとインカムゲインどっち?両方すべき!

キャピタルゲインもインカムゲインもやるなんて難しい.

このように考えられる方もいるかもしれません.しかしながら,こちらの方法が再現性が高く,時間も少しは縮めてお金持ちになれる可能性があるかもしれません.

キャピタルゲインは,先ほど述べたインデックス投資を粛々と続ける.その一方でまだ資金に余裕があればインカムゲインを得るための資金として回す.ここで得られた配当金も再投資することで,さらに利益を高める.

具体的に言えば,キャピタルゲインはVOOやVTIと呼ばれる米国ETFに投資を行い,インカムゲインはVYM/HDV/SPYDなどの米国高配当ETFを購入する.こちらを粛々と続けていくのが,いわゆる手堅い方法になると思います.

ただ日本に住んでいる以上日本株にも興味が湧く人が多いと思います.日本株を行うのも選択肢の一つになると思います.

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